
こんにちは、つくもりです
小説ではざまぁ系、動画ではスカッと系が流行していることもあり、今回は実際に私がその系統のお話をどうやって作っているかをご紹介しますね。
大手YouTubeチャンネルで書いたこともあるのでご参考になると思います。
スカッと系やざまぁ小説の骨組みは基本的にすべて同じです。
オチや敵を変えるだけでいくらでも量産ができます。
話の構造としては、1話完結型を永久にループという感じです。
似たようなお話の構造として、こち亀やドラえもん、ワンパンマンなどがあります。
最後にお約束が叶えられて終わる構造なので、読者は安心して読めます。
また、ざまぁ系・スカッと系は手軽に快感を得られるため、1話読み終わっても次が読みたくなります。そのため、にたような話をループできるのがポイントです。
スカッと系は、とにかく敵にヘイトを溜めることが大切です。
過剰なくらいムカつく奴を演じさせます。
こんな人本当にいるのか?と疑問に思っても、とにかく嫌な奴&狂ってる奴を演出します。
なぜなら、読者はそういう人物が罰せられるのを望んでいるからです。
スカッと系は、正直主人公の性格はどうでもいいことが多いです。
基本的に理不尽な目にあっていれば大丈夫です。
なので、キャラ設定や深掘りが必要ないので、非常に作りやすくもあります。
話の展開方法も決まっているので、初心者でも簡単に作れます。
物語を描きたい方にとっては、非常に残念なお知らせですが、ざまぁ系・スカッと系に壮大なストーリーは必要ありません。
ただ、自分(主人公)をバカにしたりいじめたりする嫌な奴がいて、そいつにやり返す。
これだけです。
なので、内容は基本的に似たり寄ったりになります。
YouTubedでスカッと動画を検索してみればわかると思います。
どれも主人公をいじめるやつが落ちぶれて終わります。
また、どのチャンネルなのか、だれが書いたものかもわからないくらい似ていますが、それはそう書くように指定されているからです。
裏話ですが、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)のまとめ系を参考にしていることがほとんどです。
個人的に作り方のおすすめ方法ですが、四コマ漫画で考えるとわかりやすいですね。
ざまぁ小説やスカッと動画を見て、ぜひ物語の構造を考えてみてください。
どれも同じ構造であることがわかるはずです。
それがわかったら、ストーリーの型である三幕構成や、起承転結も理解しやすくなると思います。
やたらとざまぁ系・スカッと系がブームになっていますよね。

どうしてこんなにブームになっているのでしょうか?
スカッと系は、不快になったあとにその人物が落ちぶれることが約束されているため、簡単に爽快な気分になります。
また、敵が苦しむところだけ見たいという方がいらっしゃるのも事実です。
これに関しては、ローマのコロッセオなんかと似たようなものなのではないかと考えています。
見出しがすべてなのですが、コロッセオは罪人が苦しむ姿を見て楽しむというなかなかクレイジーな娯楽目的で建てられています。
方法が変わっただけで、現代も悪人が苦しむ姿を見て楽しむという構造はあまり変わっていないのかもしれませんね。
ざまぁ・スカッと系は作るのが非常に簡単なのに中毒性があるため、人気が出やすいストーリーではあるでしょう。
興味のある方は一度作ってみてはいかがでしょうか?

それではまた次回お会いしましょう〜
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